JavaScriptを有効にしてください設定方法はこちら
ヘルプ

【究極の清純派】AV廃人・くろがね阿礼が『処女AVデビュー』2017年作品を振り返る。2月はどの新人ちゃんがハネたの?そして3月デビュー新人の予約段階お気に入り数で占うヒットの行方!【第16回】

AV廃人・くろがね阿礼さんの人気連載・第16回目は究極の清純派「処女デビュー」についての考察。そして、恒例の定番の「2月にハネた新人ちゃん」も分析も!3月期待の注目作の紹介もあります。おっと…これは…(どうやら切り札は常に俺の近くにくるようだぜ!)

(担当編集・鈴森りん)

<バックナンバー>

【第1回】はじめに
【第2回】くろがね阿礼が見たAVOP2016
【第3回】綺麗なお姉さん市場
【第4回】クローゼットフリーク(意訳:隠れ痴女)について
【第5回】湊莉久とヒットの法則の関係とは? AV廃人の「専属女優」論!
【第6回】当たるとデカイ企画単体女優
【第7回】新人女優が【DMMアワード2018新人賞】を狙う方法
【第8回】DMMアワード2018新人賞の有力株について
【第9回】くろがね阿礼が注目するAVOPEN2017注目の5本!
【第10回】AV廃人・くろがね阿礼はDMMアダルトアワードノミネート女優の○○○○○に着目!
【第11回】サンドバックにハイキック入れたりしながらぼちぼちアップを始めている?!要注目の企画単体女優!
【第12回】AV廃人・くろがね阿礼が「ひとりドラフト会議」組んでみた!涙をこらえまくって掲載を断念した2017年デビュー組の注目女優9人!
【第13回】過去最高の激戦必至!AV廃人・くろがね阿礼がお気に入り数から見るDMMアワード2018新人女優賞ノミネート予想!
【第14回】【新人AV女優の作品へ貢献された皆さんへ贈ります】AV廃人・くろがね阿礼が連載を支える業界を勝手に表彰!▼12月はどの新人ちゃんがハネたの?そして1月デビュー新人の予約段階お気に入り数で占うヒットの行方!
【第15回】【デコピン3発】AV廃人・くろがね阿礼のアワード新人女優賞ノミネート予想答え合わせでまさかの…▼1月はどの新人ちゃんがハネたの?そして2月デビュー新人の予約段階お気に入り数で占うヒットの行方!

1 処女でAVデビューするということ

 先月までのアワード進行で、些か食傷気味かと心配しておりますくろがね阿礼ですが、デビュー2年目の戸田真琴がアワード女優賞ノミネートされたことをお伝えします。もはやSODStarの立派な顔とも言うべき戸田真琴ですが、彼女は処女デビュー女優として記録を作った女優でした。SOD青春時代レーベルから2016年6月にリリースされた彼女のデビュー作は、リリース2ヶ月でDMMのお気に入り数10000を超えました。DMM配信作品28万本のうち、処女デビュー作としては唯一の10000超え作品であり、当然ですが同カテゴリーの最高記録です。しばらくは彼女のデビュー作を超える作品は出ないでしょう。

「戸田真琴の前に戸田真琴が存在しなかった理由はなぜ?」と聞かれたら僕もぐっと言葉に詰まってしまうところがあります。

 根本的なことを言いますと、各メーカーが処女デビューの子を専属、あるいはAV女優として使い切るという発想があまりなかった気がします。西田カリナや香澄のあのような稀有な例外を除いては、とりあえず処女喪失作品だけは撮るから、その後は自力で頑張ってねという扱いが多かった気がします。こう言うとすごく過酷な感じがしますよね。書いてる僕が薄ら寒い気分になります。ただ、一定理解を示すなら、処女とまでは行かなくても、性的な意味での主体性の弱い子をAVに出演させるのってとてもハードル高いと思うんですよ。若い女の子で、自分の性欲を明確に自覚していなかったり、自分が男性を勃起させることに戸惑いや嫌悪感あったり、あるいは男性の性的な視線を浴びることに抵抗感や抑圧感を感じたりする女の子、僕はこれを「清純派」と呼んでいますが、2年ほど新人さんの栄枯盛衰を見てきた感覚ですと、清純派がAVで成功するのはとても難しかったなあという印象です。ましてや処女って究極の清純派ですからね。

 どうも僕らAV廃人が個別の嗜好を離れて集団として選好するする作品を観察していると、自分の性欲に自覚的で、男の欲望の視線を浴びることの中から自分も快楽を引き出すゲームに主体的に参加できる女の子エロいと言っている気がしますし、そういう作品に人気が集中する傾向があります。その前段階の子を撮影しても熱量の高い作品ってなかなか撮れないんですよ。かくして、痛々しい一本限りの処女デビュー作が山のように積み上げられたというのが戸田真琴の前の時代だったと僕は認識しています。

 戸田真琴がとても奇跡的だったのは、「主体的にゲームに参加」までは行かなくても、彼女の中にかなりクリアな性行為のイメージがあるように見えたことです。初回から正常位以外の対位を結構綺麗にこなしていましたよね。この辺りは大島さんのお手柄でもあるでしょう。2人目の卓さんも良い仕事をしていました。そして3人目の貞松大輔の時に彼女とても弾けていました。全体的に熱量の高い作品になっていたのは、処女デビュー作独特の痛々しさが過去にないくらい緩和されていたことが大きく、僕も含めてですが、多くのファンが戸田真琴に未来に繋がる才能を感じたところでした。この辺りは現場を作った西中島南方監督の功績でもあったに違いありません。 

次のページへ
2017年代表的処女デビュー作をプレイバック。