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「昔も今も男のチンコは好きですよ。だからビビアンズに限らず撮影は楽しみ。だけど今の私は月島ななこよりビビアンズのこと、そらちゃんのことしか考えられない。やっぱりビビアンズが、そらちゃんが大好きだから」【月島ななこロングインタビュー最終回】

単独インタビューでありながら、どうしても自分よりビビアンズを推したいななこちゃん。最終回はそんな彼女がこれからへの想いを語ってくれた。もちろんその大半はビビアンズへの想いだけれど、ほんのちょっとだけ自身のことも語ってくれました。ちょっとだけというのがまた彼女らしいと思いませんか。

▼前回のインタビュー

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――ビビアンズはこれからどう展開していくんだろうね。また試練を与えられるんだろけど。

ななこ この間もご褒美ってアプリ作ってくれたのに、結局は試練つきでしたからね。ビビアンさんの試練ってホント急に来るんですよ。毎回「えっ?」て感じ。

――けど、その無茶ぶりも心地いいって言ってた(第1回)よね 笑。

ななこ ふふふ。でもドキュメンタリーって出来る範囲が限られるから今後どうするか悩んでるところではあります。

――ビビアンズの将来の話は真咲監督を含めた3人でもするの。

ななこ 一応話し合いしますけど…。基本的にドッキリとか「聞いてないよ!」が多すぎて話し合いな感じはないです。ふふふ。

――そういうのって疲れるというか、ななこちゃんの性格だと壊れちゃいそうだよね。

ななこ 全国ツアーみたいにね。けどその壊してくれるっていうのが真咲監督のすごいところ。だから私が感情を出せるんだと思うんですよ。でも1日撮りでそれはやめて欲しいと思う。せめて2日欲しい。2日撮りでも基本的に寝ないけど。全国ツアーもほとんど寝てないですもん。

――そうなんだってね。監督も「神推しAVオブザイヤー」で自分も寝てないって言ってたよね。

ななこ みんな寝てないです。だからこそ、どんどん狂ってくる(表現NGなら 「おかしくなってくる」に差し替えで)んですよね。だんだん。

――そうなるとななこちゃんの本性がやっと出てくるわけだ。

ななこ そうだと思う。素が出るというか。

――けど女優さんってみんな真咲監督を鬼とかいいながら慕うよね。心地いいんでしょ。

ななこ そうなんです。なんか知らないけど心地いい。他の撮影でも試練はないの?って思っちゃう。

――どうしてだと思う。

ななこ 普段そういうことがないからじゃないですか。試練を与えてくれる人も居ないし。

――信頼とか思いがお互いに伝わらないとただの虐待になるからね。

ななこ 感情って出そうとしても出るものでもないし。なのに真咲監督はそれを引き出してくれるから凄いと思うんですよ。

――正直ななこちゃんはツイッターでもどこまで本心かわからないことがあるからね。

ななこ ふふふ。バレてますか。そらちゃんも同じことを言うんですよ。

――「心の鎧を全部外してください」って言いたくなる感じがある。

ななこ 私もとって欲しいですもん。なんでもガマンしちゃうんですよ。無意識に。

――ドMかって思うくらいストイックだもんね。自分でも解放したいんだ。

ななこ したいですよぉ。どうしてこれ言えないんだって思うことがいっぱいあって。普通だったらブチ切れるんだろなってことにもキレないですもん。

――なんでもポジティブにとらえようとするしね。グデグデなオッサンからするとそこまで頑張らなくても…って思う部分もある。けど全国ツアーみたいに壊れるのは可哀想で見たくない 笑。

ななこ う~ん。感情を出すって難しいですよね。

――今の時代はそれを悪いことととらえがちだから。でも真咲監督は引き出してくれるんだ。男性相手では無理?

ななこ 出せないですね。これまでの人生を振り返っても自分の感情を出せたのは真咲さんと…彼女(そらちゃん)くらい…だと思います。

――ななこちゃんは出してると思ってるのにそらちゃんはまだわかんないって言うこともあるんだ。

ななこ はい。真咲監督も「どうしたら感情を出してくれるんだかわかんない」って未だに言ってます 笑。

――もしかしたらドラマが2つ続いたのもななこちゃんの“素”を引き出すためだったのかなぁ。

ななこ ふふふ。ちょこちょこ「あれっ、そうかも…」って思うシーンがありましたね。

――「極道の女たち」はそらちゃんの前でななこちゃんを責めて、「鬼畜輪姦」は立場が逆って方針が明確じゃない。ふたりで一緒にヤラレるときっとそらちゃんに意識が行ってななこちゃんの感情は出てこないだろうし。

ななこ そうなのかなぁ。監督はやっぱり凄いな 笑。

――だったらなおさら3人でビビアンズっていう感覚になるわな。

ななこ たしかに。けどホントにそんな感じですよ。他の方が撮ってないっていうのもありますけど、ファンの方も3人でビビアンズと思ってるみたいで…。

――他の監督の撮るビビアンズを見たいと言われることは?

ななこ あります。あります。それと男性との絡みがあるのも見たいっていう男性の意見がありますね。女性はそんなの見たくない、ラブラブな2人が見たいっていう感じですけど。完全に分かれちゃう。バラバラで。

――男性の希望はわかる。2人の世界って男には見てるしかないから「ここに俺が居たら…」みたいな想像が出来ないんだよね。完成されていて。

ななこ そうですね。けどそう思うと、やっぱり今後どうやって行くか、ますます悩みますね。

――そらちゃんは「もっと有名になって、自分で納得するまで続けたい」(9月インタビュー)みたいなことを言ってたけど、ななこちゃんはなにを目標にしてるの。

ななこ 悩んでます。自分がどうしていきたいっていうのはあるんだけど、今は「ビビアンズを有名にしたい、広めたい」がいちばんなんです。ただ、彼女はどうしたいんだろうって。最初は2人でビビアンズを有名にしたいねって気持ちが大っきかったんです。けど今はもしかしたら彼女自身とユニットのどっちを有名にしたいのか…みたいなところが上手くかみ合わないから。だから目標を立てづらいっていうのがありますね。今年はビビアンズのことばっかりじゃなくて、自分のことも考えなくちゃいけないのかなって私も気付いてて。これからふたりで解決していかなきゃって思います。

――「一緒に作品を撮りたいね」で始めて、ビビアンズを結成できてからは「ビビアンズを有名にしたいね」ってなって。どんどんビビアンズが注目されて、それぞれの活動も広がる中で、ビビアンズも自分たちも最初に2人で想像してたより大きな存在になってるのが今だよね。

ななこ そうですね。けどそう言うと偉そうじゃないですか?

――そんなことないよ。そこでななこちゃんは変わらず更にビビアンズとして有名にもっと広がりたいと思ってるけど、そらちゃんはビビアンズも自分自身も有名になりたいって思ってるみたいな感じで、どうしていいのか少し食い違いが生じてる気がするわけだ。

ななこ そう。だから今後、私たちがどうして行ったらいいかもドキュメンタリーで撮って欲しい。そういうことを彼女や真咲監督とも話そうかなと思ってます。

――そうなると鍵になるのはななこちゃんの気持ちな気がするけど…。

ななこ やっぱりそうなりますよねぇ。そらちゃんや真咲監督にビビアンズをどうしたいのって聞くのに、私は「ななこちゃんどうしたいの?」って聞かれるとすごく困るんですよ。そもそもアナタがこうしたいなら私はこうするわって感じだから。そういう自分の思いを言えないところがあるので…。

――かといって誰かに引っ張られるのも好きじゃないでしょ 笑。

ななこ そうですね。難しいですね。引っ張られるのは好きじゃない。ふふふ。

――だからこそなにか秘めた想いがあるのかなって思うんだけど。

ななこ そうですよねぇ。(あるけど言えない、言わないと決めている感じ)。けどやっぱりユニット結成してからは月島ななこの宣伝をしてもらうくらいならビビアンズを宣伝して欲しいってずっと思ってます。

――それはわかるけど、あえてななこちゃんについて聞くね。そらちゃんとつきあって以降は撮影でしか男性とセックスしてないよね。

ななこ はい。

――そのことでなにか感覚的に変わった?

ななこ いやいや、変わらないです。申し訳ないけど昔も今も男のチンコは好きですから。ふふふ。エッチは好きだし、今はプライベートでしないからこそ撮影で男性とするのも楽しみですよね。

――今話してくれた“エッチ”は広い意味じゃん。けど例えばチューだって男と女じゃ唇や舌の感触が違うでしょ。

ななこ ああ、そういう意味ですか。だったらそらちゃんとつきあって性別を気にしなくなりました。どっちでもいいというか、男とか女って関係ない。みんな同じだなって。ホントに時々寝てる時にそらちゃんの股間をモゾモゾ触っちゃうこともあるんですよ。チンコがついてるのかと思って 笑。

――ワレメをなぞるんじゃなくてチンコがついてるかのように触るんだ 笑。

ななこ はい。それで「ついてないよ」って言われる。そのくらい全く意識してない。男とか女とか、レズだとも思ってないし。ただ好きになった人が好きなだけ。

――あくまでも男とか女じゃなく人と人で好きになったと。

ななこ そうです。

――けど、相手によって出来ること、得られる快感の種類って違うじゃない。例えばフェラとクンニでする時の気持ちよさというか高揚感とか違うのかなって。

ななこ あはははは。なんも言えない質問しますねぇ。例えばチンコのほうが好きですっていったら角が立つでしょ。

――好き嫌いじゃなくて、出てるものを咥えるのと舌を突き入れる感覚って単純に違うじゃない。

ななこ ああ、それなら女の子とするほうが緊張します。そこまで女の子とすることに慣れてるわけじゃないから。男の人は気分が盛り上がってれば自然な流れでハムッと行けるんですけど、女の子の場合はどんなに盛り上がってても一旦フムッて躊躇する。やっぱり。

――それは傷つけちゃうかもっていう怖さとか。

ななこ というより、まだ開拓中だからどう行っていいのか戸惑うというか。どうしていいのかわかんないのもある。手マンとか怖いもん。されるのは平気だけどするのは怖い。

――そらちゃんって手マンがすごいって言われてるじゃない…。

ななこ それが、私にはしないんですよ! パフォーマンスなセックスはしないですね。お互いに。

――そうなんだね。けど、そん中でもやっぱり少しずつ2人の想いとかは変わって来てるんだ。

ななこ うん。

――真咲監督と出会って、ユニットが組めて、最初の目標から考えるとある意味すごく上手くいってるじゃない。上手く行きすぎて今少し方向を見失ってる感じかな。

ななこ 上手く行ってるかはわかんないですけど、AVっていう範囲を超えてもっといろいろやっていくべきなのか、AVの範囲でさらにいろんなことをやるべきかとか、そういうのも難しいですね。今は。私的には中国とか台湾に進出したいとも思うし、AVだけでないいろんな人にファンになってもらいたいっていう思いもあるし…。イベントでもインドとかからも来る方が居るんですよ。台湾とか中国もけっこう多くて。女性が多いですけど。

――ふたりのあり方を知って応援してるんだ。

ななこ たぶんそうだと思います。

――そういう話を聞いてて思ったけど、最初に「2人でいっしょに出たいね」って思ってた頃は女性に見てもらいたいねとか意識してた。

ななこ まったくないです。当時から2人のことはネットで公開していたから単純にファンの人に見て欲しいっていう意識ですね。見てくれるのが男か女かとかなにも意識してなかったし、女性ファンが増えるなんて予想範囲じゃなかった。

――全く予想してなかったの!

ななこ 全くないです。女性のファンが増えそうだからってビビアンズを組んだわけでもないし。方針を決めたわけでもないし。レズっていうジャンルだから、(新宿)2丁目でイベントやったり、女の子限定イベントなんかもやったからと思うんですけど。ビアンの子から増えていって、さらにビアンじゃない子も増えていって。でもどっちかっていうと女の子が増えていった理由ってなんだろう。なんですかね。わかんない。たぶん、女の子って綺麗とか可愛いとか好きで、私たちを見ていてそう思ってくれた人がいたって感じなんですかね。

――ビビアンズの作品もセックスじゃなくて途中のシーンのコメントが多いっていうあたりが男と違う所だよね。

ななこ うん。セックスを見て、オナニーしてるっていう人はあんまり多くないと思う。

――ビアンのどっちかを横恋慕したいって感覚でもないわけでしょ。

ななこ ふたりがどうなっていくのかを見届けたいっていう気持ちで見てる方が多い気がする。だから最近ビビアンズを見たくてAVを初めて買ったっていう女の子も増えてきてて。今までにないジャンルじゃないですか。だから余計に続けていきたいなっていうのもあるんですけど…。

――その“今までにない”のがレズじゃなくて、本当の恋人の本当のセックスなんだって気がするのは私だけ?

ななこ どうなんでしょう。少なくとも自分ができないことをやってるのがいいんだと思う。きっと。

――人はそういうのをかっこいいと思うし、惹かれるからね。だからレズじゃない子にも広まってるのかな。

ななこ 女優さんからしても「ガチなんだ」とか、これやっちゃうんだっていうのが見えるから、見てて面白いんだと思うんですよね。女優さんで見てくれる方がすごく多いみたいで。うれしいですね。

――そういうムーブメントが起きてることは自覚あるの?それとももっと注目されたい?

ななこ 注目されたいは違うんですよ。知ってもらいたいけど有名になりたいわけでもないし…。

――そのへんの微妙な感覚はなに。知ってもらいたいのは私たちのこと。

ななこ そうですね。私たちのしてること。AVだったりを全部含めて。やっぱり誰もやってないことをやりたいっていう思いがいちばん強いのなかなぁ。私の中では。

――そこは片桐えりりかとしてニコ生始めた頃から変わってないよね。

ななこ 変わってないです。他人と同じことをするのが嫌いなので。自分が前にしたことも同じことならもうやりたくないっていう性格だし。挑戦するのが好きなのかも。試練とか。その結果有名になればいいっていうか。でも新しいことをやり続けたいっていう思いが強いかもしれないですね。

――それじゃない。ななこちゃんのいちばんやりたいことって。

ななこ あははははは。いや、ビビアンズをもっと皆さんに伝えることがいちばんです。その方法とか見せ方で誰もやってないことに挑戦したい。そういう感じですね。

――徹底してるなぁ~。ビビアンズ愛が

ななこ もちろんです。これからも皆さんに応援してもらいたいのでお願いします。

後記

最後に少しだけようやく自身のことも話してくれたけど、やっぱりななこちゃんのいちばんはそらちゃんであり、ビビアンズ。そらちゃんや真咲監督など女性たちにしかななこちゃんの素直な感情が引き出せないのは男としてなんとも複雑な気分でした。レズに興味のない人もビビアンズの作品には魅せられるものがあると思います。今のAV界でそういう希有で貴重な存在の彼女たち。温かく見守り、いつまでも活躍してほしいものです。

【取材・構成 ミヤザワタカキ】

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