JavaScriptを有効にしてください設定方法はこちら
ヘルプ

女医が教える「セックスのしかた」。官能小説家・大泉りかが読む! 貴方は女性の身体のことを、どれくらい知っていますか?▼女医による著書をひもとき「本当に気持ちのいいセックス」を学ぶ。オーガズムを得ることが出来たセックスのほうが満足度や幸福感を得やすいらしい。さてどうすれば…【官能小説家・大泉りか連載『セックスの教科書が教えてくれたこと』】

大泉りか 連載
『セックスの教科書が教えてくれたこと』

第5回 女医が教える本当に気持ちのいいセックス 前編

書店に行けばひとつのコーナーが設けられるほどに数多く出版されている、セックスハウツー本。
一躍ブームとなるもの、あっという間に棚から消えて、ひっそりと忘れ去られていくもの、人々に与えた影響の多寡はあれど、どんな本にも、著者のセックスに関する哲学や、実践や研究から見出したテクニックが込められているはず……。

官能小説家の大泉りかが、これまでに発売されてきたセックスハウツー本の中から一冊を取り上げて、セックスの真理に迫ります!

バックナンバーはこちら




 

貴方は女性の身体のことを、どれくらい知っていますか?

 

あなたは女性の身体のことを、どれくらい知っていますか? 「セックスだってしたことがあるしAVだってよく観ている。だから、それなりには知ってる。」と思うかもしれません。じゃあ、女性は生理の時にどうしてアソコから血が出るのか、ひと月の間のどのタイミングが妊娠しやすいのか、柔らかいおっぱいもあればぷりぷりした弾力のおっぱいもある、などなど、その理由はご存知ですか?

 

そう、実は知っているようで知らないのが女性の身体。
けれどキチンと知ることが出来たならば、相手をもっと気持ちよくすることが出来るはず!

 

 

というわけで、今回取り上げるのは、『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』(著:宋美玄 ブックマン社 2010年5月発売 1429円+税)です。


https://www.dmm.com/mono/book/-/detail/=/cid=bkt32426377/

 

まずは著者のご紹介から。
この本を書かれた宋美玄(ソン・ミヒョン)氏は産婦人科医。産婦人科は一般的に女性の妊娠や出産、性病や子宮や卵巣の病気を取り扱っていて、ほとんどの女性が一度ならずとも足を運んでお世話になった経験があると言っていいと思います。
内診といって膣内を診察することもあり、性との関わりも密接にある女性の身体の専門家。さらに宋美玄氏は、セックスそのものやセックスレス、性犯罪、性科学などすべての“セクシャルヘルス”に関わる専門家の団体「日本性科学会」の会員でもあり、“性科学(セクシャルサイエンス)”の国際学会にも出席するなど意欲的に活動をされている方です。
最新の性の情報を持つ医師によるセックスハウツー書が『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』なのです。

 

 

さて、そもそも本のタイトルにもなっている「本当に気持ちのいいセックス」って、どんなセックスなのでしょうか。

ずっと憧れていた相手との期待感溢れるセックス、パートナーとの愛情に満ち満ちたセックス、タブーに踏み込んだ背徳感溢れるセックス、テクニックに長けた相手とのセックス……人によって何が「気持ちのいいセックス」かは違うと思います。けれど、どんな気持ちで挑んだとしても、みな目標は同じ。オーガズムを得ることです。

 

もちろん必ずしもセックスにオーガズムが必要なわけではないけれど、それでもやっぱり「オーガズムを得ることが出来たセックスのほうが満足度や幸福感を得やすい」というわけで、当書はセックスでオーガズムを得るためにはどうすればいいのか、という観点から章が進んでいきます。

 

でも、そもそも、オーガズムとは何なのか。

 

オーガズムとは何かをひとことで説明するなら、男女がそれぞれの性器で感じる快感の頂点、すなわち絶頂感です。互いに触れ合い、ともに濡れて、身も心も溶けそうになるほどの快感におぼれて、気が遠くなりそうなほど感じて、感じて、感じて……この気持ちよさが最も極まった、ごく短い時間のことです。
(『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』P.16,L1-5)

 

この「もっとも気持ちのいい時間」を得るために、前戯を凝らしたり挿入を頑張ったりするのですが、実は男性と女性のオーガズムは少し違っているようです。

 

次のページへ

関連キーワード