MUTEKIデビューから足掛け5年の軌跡!イタ電が増え、バッシングを受けたデビューから、みんなに認められるまで本気で駆け抜けてきた女優人生を振り返る!!【丘咲エミリ引退記念インタビュー・第一回】 (2/3ページ)

2016.10.04 17:00

初仕事、その現場の真剣さに仕事意識が覚醒した!

エミリ 現場一つにしても、作品をつくるためにメーカーさん、制作さん、男優さん、そして私たち女優みんなが一致団結してるんですよね。「いい作品にしよう」って意識がすごくあって、裸なのかセックスしてるのかの違いだけでドラマや映画をつくるとかと全く同じだと思います、まず。

――なるほど!

エミリ 一人一人その人の仕事をちゃんとこなしててっていうのがまずこんなに真面目なんだっていう。現場自体の熱気がすごかった。もっとこう、ちゃらちゃらしてるイメージだったんですけど、全然そんなことがない。むしろ今までの仕事の時よりも、みんな売れるものを作るとか、そのためにきちんとしたものを作るとか、きちんとしたものを残す……現場と、作ったものに対して、みなさんの手に届くまでのことまで考えて、責任をしょっていて、そういう仕事にかける姿勢が真面目だっていう。だからね、「私も頑張らないとなー」と思ったんですよね。

――肌でそういう現場意識とか感じ取ったことで、それまでのイメージが変わり。

エミリ そうですね。ちょっと、それまでのお仕事の感覚でいってはいけないなと。

――リリースされて出たデビュー作もチェックされました?

エミリ あ、しましたしました! でもね、第一印象はなんかもう恥ずかしすぎて嫌でした(笑)。わー、ちょっと見ていたくないな~って感じ。

――でも、キッチリ見ましたよね。

エミリ みなさんそうだと思うんですけど、自分のセックスって見ることないじゃないですか。だから、あ、「私ってセックスのときこうなんだ」とか、「映像になると私の裸ってこうなんだ」とか、色々気になる事いっぱいでてきちゃって。恥ずかしくて見てられないというのもあったんですけど……やっぱりね、反省点というかもうちょっと努力するべきところが見えちゃって、まだまだ甘かったなという自分も見てられなかったというか(笑)。

――例えばグラビアとか、思わせぶりなポーズであたかもフェラチオしてるような……フェラ顔かもしれないなんてセクシーな顔を撮ったりしますけれど、フェラチオが撮られるわけではないじゃないですか。

エミリ そうなんですよ、そのものを誤魔化しなくお見せするので……やっぱ、なんか、こう、カラミの最中のちょっとした顔がぶさいくだな~と思ったり。

――いや~っっ、それはしょうがないでしょう。ずっと毎秒毎秒キメ顔つくれるほど気合ははいらないでしょうし!

エミリ 確かにそうなんですよね(笑)。ただ、やっぱり現場に入って、慣れてないからカメラは気になるけど、そのカメラを通した映像で自分がどう映るのかを考えるまでの余裕はなかったので、見てみて、あ、もっとこうしたほうがよかったなぁとかは思いました。

――その辺はさすがにモデル経験されているだけあってのハードルの高さですよ!

アイポケ移籍でAVデビュー、その撮影を終えた夜…泣いた

――そして、アイポケに移籍してのAVデビュー『FIRST IMPRESSION』になります。エミリ そうですね、事務所からは「もしやる気があるならやらないか」なんて感じでお話をいただいて。年間契約でお仕事としての条件も出していただいて、「う~~ん」と。

――さすがに即決とはいかないですよね(笑)。

エミリ そうですね、でも仕事としてしっかりよく考えて。すごく作品作りに対してまじめな世界であるということもありましたし、その一方継続……それがじんわりのしかかってもして。

――一本限りとメーカー専属となってAVを出し続けるということでは全然話は変わってきますもんね。

エミリ でも、年契約の12本を撮って1年でやめようと。そこにいたるまではいろんな決心とか覚悟とか、悩んだりもあったけど撮影の前日、当日はわりとふっきれていたと思うんですけど……。

――後になってからのほうが、キましたか。

エミリ 家に帰ってから、なんかわからないんだけど、これは今でもどういう感情だったのかうまく説明できないんですけど、「とんでもなくやばいことをやってるんではないか」と考え込んで、泣きました。自分で決めたことだから、嫌ではないんですけど、やってしまったなと思ってその日は泣きました。

――複雑ですよね。

エミリ 一回脱いだことで、「あいつ脱いだよねー」なんて、後ろ指を一生さされるのは嫌でしたけど、そこで止まっちゃったらダメだなって。自分の決意したことで、なんでもいいんですけど、なんかしら結果を残してやろうと思って。しっかりした仕事で、すごいものを残して、「脱いで、堕ちた」なんて言わせないくらい、みんなが認めざるを得なくなるもの残してやろう……って、その時は考えていたのかな。

――それってすごく強いし、前向きな考え方だと思います!

スパルタとうわさの宇佐美塾、その実態は!?

エミリ デビュー作は宇佐美監督に撮っていただいたんですけど、ほらスパルタな方なのでハードな現場だったんですよ。いろいろ考えちゃったのには、それもあったのかな~なんて(笑)。

――女優さんの側からみて、宇佐美さんの現場ってどうなんですか?

エミリ 私の時は、2日撮りで両方朝まで撮影でした(苦笑)。今にして思っても超体育会系の現場で、2日目は朝、家に帰ってお風呂入って、1時間くらい寝てマネージャー迎えに来て……というスケジュールで。これがよく言う「宇佐美塾」。

――ヒョーッ!

エミリ でも、宇佐美さんの現場をやっておくと後がすごい楽だとも言われていて。それは本当でしたね。宇佐美さんのおかげでお仕事を始めてすぐに、ある程度AV女優としてやってける心構えというかノウハウというか女優としての基本形がつくれたんですよ。こういうときはこうしたらいいんだ……っていう経験値をこのときにずいぶん勉強させていただけたので……いやあ、はじめてだったのでずいぶん大変だったけど(笑)、いまとなっては「1本目が宇佐美さんが監督でよかった」と思えますね。

――このお仕事における、恩師の一人ですね。

エミリ 本当にそうですね。

次のページへ
さて、デビュー作です!

全文を読む

トップへ戻る